熱海海蔵寺(会津藩士のお墓)
錦峰山海蔵寺 静岡県熱海市水口町17-24
JR来宮駅 650M 徒歩15分
距離はないのですが熱海は急な坂が多いので注意が必要。
海蔵寺参道
海蔵寺山門
幕末、東京湾防備のため警備についた会津藩士柴佐多蔵四男として千葉富津の会津陣屋で生まれ、会津藩士として戊辰戦争に従軍、のちに小説、佳人之奇遇を発表、数奇な人生を熱海にて閉じた旧会津藩士、東海散士こと柴四朗の墓碑が残っている。
錦峰山海蔵寺本堂(臨済宗妙心寺派)
中庭
本堂裏側から海蔵寺墓域へ
東海散士墓所(海蔵寺墓域の左奥山頂、写真中央)
東海散士墓碑
墓碑裏
東海散士碑文
我所思兮東海場欲往従之水 路難海端有國名扶桑俗與風
光□雅嫺婦々□王統垂萬世 昭□海名及避裔士重信義軽
未利小心翼々仰聖帝弧棹嘯 風琶湖船萬古含□芙峰□□
花香一日千樹春月高八百个 島秋此地英□□源洞隔天夜
々入吾夢仙登欲探循未□風 塵之中至秋仲月横大空千里
明風福近波達有馨夜寂々兮 望落々舩頭何堪兮夜情
東海散士柴四朗
墓碑から熱海方向
(中央が海蔵寺)
海蔵寺入口の石柱
坪内逍遥先生御墓所・正面丘上
逍遥坪内雄蔵夫妻墓
柴家代々の菩提寺は会津若松の恵倫寺にある。陸軍大将柴五郎は弟。
恵倫寺は
会津若松市花見ケ丘3丁目3−8
柴一族墓域入口の石仏
柴四朗墓
知性院禅岳東海居士
大正十一年二十五日没享年七十一
東海散士叓
柴五郎之墓
碑裏
大正十一年九月二十五日逝
享年七十有一
川井たま建之
血涙の辞に始まる「ある明治人の記録」を
残している