巣鴨慈眼寺(会津藩士のお墓)

正寿山慈眼寺 豊島区巣鴨5-35-33 地下鉄三田線巣鴨駅徒歩15分

中山道(17号白山通り)の東京都中央卸売市場豊島市場と染井霊園の間の細い道を入るか、染井霊園の管理事務所の前の道を真直ぐ突当りに慈眼寺の駐車場と山門があります。車は、一方通行など多く慣れないと辿り着くのが大変だと思います。
石門(慈眼寺駐車場)
慈眼寺の墓地入口は駐車場左側にあり、芥川龍之介・谷崎潤一郎の墓があります。
慈眼寺門
普段の出入口は右側にあります。
元和元年(1615)、深川六間堀猿子橋に建立、その後本所猿江に移転、大正元年(1912)谷中妙伝寺と合併し現在地の巣鴨に移転したとの事です。
本堂
小檜山家之墓は、この右側の切れた一番端の処で斜め前に谷崎家の墓所があります。
墓地入口から
小檜山家之墓(二之一側)
南無妙法蓮華経 先祖代々霊位
旧会津藩士
大正七年十月三日 小檜山鉄蔵建之

会津藩士小檜山鉄蔵は江戸藩邸中屋敷で仕える。
鉄蔵倅小檜山包四郎は戊辰戦争越後三国峠で負傷
鉄蔵二男小檜山岩次郎は戊辰戦争白河の戦いで戦死
小檜山家家紋
谷崎家の墓所
左側が芥川龍之介の墓で、愛用の座布団の同じ形で作られたと言われています。
芥川家の墓所
萬頂山高岩寺(ちょっと寄り道)

とげぬき地蔵尊で有名な萬頂山高岩寺
豊島区巣鴨3−35−2
慶長元年(1596年)現在の外神田に創設され、移転をくり返して明治24年(1891年)下谷から現在地に移転、本尊は秘仏として本堂の厨子に納められています。

境内にある洗い観音
洗い観音は、タワシや白布で病気や痛いところをこすると、効き目があると言われていますが、この洗い観音をとげぬき地蔵尊と勘違いしている人が多いのでは!!!