三の橋(肥後殿橋)・会津藩下屋敷(綱坂)

三之橋(肥後殿橋)港区南麻布2丁目と三田2・3丁目角山の手線田町駅徒歩15分・地下鉄南北線白金高輪駅徒歩10分

渋谷川の下流で下手の麻布十番から、一之橋・二之橋・三之橋・古川橋・四之橋・五之橋(光琳寺)・天現寺橋と続きますが、渋谷川(新堀川)に架かる三之橋は、松平肥後守の下屋敷脇にあるので肥後殿橋と呼んだと言われています。又で会津藩士幕府見回組佐々只三郎が出羽荘内郷士清河八郎を斬ったのが、麻布十番一の橋附近と云われています。

1三之橋全体、2三之橋、3・4一之橋

綱坂(会津藩下屋敷)港区三田2丁目附近
山の手線田町駅徒歩10分

万治元年(1658)、会津藩は三田に下屋敷を構え、幕末まで三田藩邸を本拠地とした。藩邸跡は今、慶応義塾中等部・慶応義塾女子高等になっており、慶応義塾大学・イタリア大使館を挟んで綱坂が通っています。此の辺は源頼光四天王の一人、渡辺綱が産湯を浸かったと言い伝えがあり、綱の地名も多く残っています。北側には津島藩の支藩砂土原藩邸(今三井倶楽部)で、御田とも表す三田には、会津藩下屋敷から直線で約600M、徒歩で10分も掛からない所に、幕末焼き討ち事件のあった薩摩藩江戸屋敷今NEC本社があります。

1 会津藩下屋敷絵図 2綱坂 3イタリア大使館
4 薩摩藩江戸屋敷跡

1 南麻布方面方から
2 工事中の三之橋
3 首都高麻布インター
4 十番商店街入口
1 会津藩下屋敷江戸時代之絵図
2 右下、下屋敷・左イタリア大使館
3 イタリア大使館正門
4 今のNEC本社